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2012/01/30 23:34
通勤通学のお供に、月に2〜3冊の小説を読むのが最近の楽しみなんですけど、昨日の房総への日帰り旅のお供にも、小説を持参いたしました。
土曜日の会社帰りに本屋に寄ったら、平積みされていた小説が「ピンクとグレー」。
NEWの加藤シゲアキさんの渾身の小説との帯封。
へ〜、NEWSの加藤くんが書いた小説なんだ…。
でも、芸能人が書く小説って、面白いんだろうか…。以前、買ってイマイチだったこともあるからなあ。
と思いつつ、個人的には裏に書かれた「せつない青春小説」とフレーズに、どうも気になってしました。
青春小説自体は結構好きだし、切ない話も嫌いじゃない…。
やや薄いが、ハードカバーで1300円なら、そんなに高くないしと、つい買ってしまったのでした。
昨日の房総の旅と今日の行き帰りで、読みましたが、正直な感想を・・・。
これはいい!!
意外と言っては失礼ですが、予想以上にいい小説でした。
読み始めは、かなり「ようわからん」なあとか「まどろっこしい」なあと正直思ったりもしました。
でも、読み進めていくと、「なるほど」と。
この場面は、ここにつながっているのかとか、あの場面があるからこそ、こうつながるんだと…。
おかげで、後半は、すっと入ってきますし、読みやすさを感じました。
そして、中盤の衝撃的な出来事。
「えっ、まだこれ中盤だよ!?」
でも、そこからが、この小説の凄さというか、ハマったところです。
「ああ、ここはこうだったのか」とか、ある意味、謎解き的になっていると同時に、単なる謎解きではない。
二人の人物の感情が重なり、反発し、離れ、また重なり…。
24・5歳の若い人ならではの表現がある一方で、こんなに若いのに、描写が丁寧で、表現に綺麗さというか、美しさを感じる部分もあって…。中盤から、後半はホントに文字に引き込まれていきました。
これから読まれる方も多いでしょうから、細かいことは書きませんが、何とも言えない温かさと、でも切なさを感じて、そっと本を閉じる・・。何とも言えない余韻がある小説でした。
青春小説というよりは、人間小説として、評価したい作品です。
アイドルが書いたことを抜きにして、皆さんにもおススメできます。
また一人、注目の作家さんが誕生ですね。
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