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zoom RSS 夏の山旅日記・北アルプス縦走(折立〜黒部五郎〜新穂高)part7

<<   作成日時 : 2013/09/09 22:48   >>

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9/1からお届けしている山旅日記。

天気に恵まれ、素晴らしい光景の連発に、2日目までにpart6まで達してしまいました。
1日目の模様は、part1から→http://koshino.at.webry.info/201309/article_1.html
2日目の模様は、part3から→http://koshino.at.webry.info/201309/article_4.html

ということで、3日目の今日も絶景をお届けしますよ〜!

と思っていたのですが、2日目の深夜12時を回ることでしょうか、外の音に目が覚めてしまいました。
外の音とは、風と雨の音。小屋の中とはいえ、ちょっと怖くなるような、暴風と叩きつけるような雨の音。
台風直撃のようなすごい嵐でした…。



9月30日木曜日

目が覚めた後、もう一眠り。3時ごろに目が覚めても、変わらず暴風雨。
これは早く起きても仕方がないと、あきらめムードで、もう一眠りして、4時半。少し雨は収まってきたようです。

起きて、小屋の談話室にあるテレビで天気をチェックしようにも、あまりの暴風に、衛星放送の電波が受信できず、テレビも映らない状況でした。
さあ、今日はどうするかな〜と思いながら、5時に朝食。鮭に、お味噌汁と、日本スタイルの朝食。
朝食をいただいた後、同宿の皆さんと今日はどうしますかね〜との会話。皆さん、停滞か下山かで悩まれているようで、私も同じように悩んでしました。。

すると、風もやや収まってきたようで、衛星放送が入ってくるようになりました。すると、週間予報はしばらく雨。前線が北陸沖に停滞し、そこに台風が合流するという、最悪なシナリオ。こうなると天候回復はあまり見込めず、場合によっては、もっとひどい雨になるかもしれない。

実は3日目の今日は、三俣山荘から、もっと奥にある雲ノ平〜高天原温泉へと向かう予定でした。
しかし、そちら方面へ向かうと、登山口へ戻っていくには、1日では難しく、1泊2日になるくらいの奥地。実際、当初予定では、4日目に高天原から三俣までも戻り、5日目に下山予定でした。
さらに途中に川を渡るところ(橋などない)もあるため、雨で増水すれば、完全に閉じ込められるエリアである。

社会人で予定の延長などできない私にとっては、閉じ込められるリスクは冒せない。しかも楽しみにしていた温泉は野天で、雨が降れば、楽しめないだろう…。ということで。今日は停滞するか下山方面へ足を進めるかという方向で検討することにし、もうしばら天候の様子をうかがうことに。。。

すると、5時半過ぎくらいになると、雨がほとんどやみ、暴風もだいぶおさまってきました。よし、今がチャンスだ。また、風雨が強くなれば、下山方向には2〜3時間おきに小屋があるので、そこで泊まればいい。下山する決断をしました。

ちょうど、テント泊をされていた方と同宿の方で下山される方もいらっしゃったので、ご一緒に下山させてもらうことにしました。

ということで、雨具を着て、6時5分、三俣山荘・標高2550mを出発。
周辺の山々を1週間くらいテント泊をされていた老夫婦(年をとってもテント担いでお二人で山歩きなんて、うらやましいし、素敵ですね、)、大阪から来て僕と同じルートで歩いてきた単独行のおじさん、もうお1人は三重から来た1週間くらいこの山域を歩き回った若い人とで下山します。

時折、雨がぱらついたり、風が強く吹いたりということで、カメラ撮影はなしです。
気を付けながら、まずは三俣蓮華に向けての登り、山頂への分岐を、山荘から35分(標準40分)で通過すると、山頂ルートではなく、巻道を選択します。(稜線上は風が強そうですしね・・・)
巻き道ルートに入ると、だいぶ風がおさまって、一安心(とはいえ、時折強風が吹くので注意は必要ですが…)。ルート上も一ヶ所、ざれたトラバース路があるところがあるくらいで、危険個所も少なく、道の途中には、清水流れる沢やきれいなお花畑があったりと、天気が良ければ素晴らしいルートだと思います。
途中、沢のところで、お水を飲む休憩をはさんだ以外は、天気が悪化しないうちに・・・と、ひたすら進んでいきますが、皆さんと「どういうルートで歩いた?」とか「あの山がおススメ」とか?の会話をさせていただいていると、悪天候でもなんだか楽しく歩けた気がします。

双六岳への分岐までやってくれば、広い尾根道。時折、強い風が吹き抜けますが、問題なく進み、双六小屋・標高2550mには、三俣山荘から2時間5分(標準2時間20分)、8時10分に到着しました。
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ここまでの道のり、さすがに悪天候で、途中すれ違った方は4名程度と少なかったです。


ここからは尾根でもないし、風も収まりつつあり、雨も小雨が時折降る程度と天気も問題なさげなので、それぞれのペースで歩きましょうということで、ここで皆さんとはお別れ。
ここまでの道のりの感謝と、それぞれのこれからの素敵な山歩きを祈って、握手をして、お別れしました。


10分の休憩ののち、8時20分に出発。ここからは風雨も収まってきたので、カメラを出しました。
双六泊まりの人で、天候を見ていた人の出発も重なり、少し歩く人が増えた感じです。双六でテント泊した人に聞けば、昨晩はすごい強風で、テントを飛ばされた人もいたそうで、今日も天気の様子を見て、下山しようか悩んでいたそうです。
まずは、少し登り返し。双六山荘を振り返ると、ガスでかすんでいます。
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いったん標高2620m付近までくれば、小さなアップダウンを繰り返す、比較的穏やかな尾根伝いの道。
ところどころに広がるお花畑にホッとさせられます。雨露に濡れた草花もまたいいものです。
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そんな道を歩いていると、出会いました!
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そう、ライチョウです!
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こっち向いて〜!!!

普通に登山道をちょこまかと歩くライチョウ。すっかり見とれて、少しの小休止となりました。
花見平通過も真っ白…。ガスの中ですが、そんな中の黄色い花がかわいらしいですね。
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さらに道を進んでいくと、こちらも素晴らしい花畑。
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ガスの中でも、夏山が楽しめるいい道ですね。

そんな道を進み、折れながらの急降下にやってくると、双六小屋から60分(標準70分)、弓折乗越に到着。
ここからしばらく下りが続き、少し下りが緩やかになってきます。


弓折乗越から30分(標準30分)、9時50分に、ガスの中の鏡平小屋・標高2330mに到着。

双六からの下りも登ってくる方は数名程度でしたが、こちらも人は少なめ。小屋の方に天気はどうですか〜と聞いてみると、普段風がほとんど吹かない双六小屋でも風が吹いているので、稜線上はかなり強く、今日はこの先登っていくことはおススメできませんとのことで、下山する判断は間違っていないのではということでした。

20分休憩し、10時10分に下山開始。
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静かな鏡池、ガスが少し晴れては来たものの何の展望もありません。


ここからは石・岩の登山道をぐんぐん下っていくことになります。
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谷の雲が徐々に晴れた来たようです。おっ!下っていく先が見えてきたぞ…。
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11時30分、鏡平から80分(標準100分)で秩父沢を通過します。
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沢の上部に目を向けると、雲の動きが幻想的です。沢から雲がわいてくるようです。

こちらで5分休憩し、さらに下っていくこと40分(標準40分)、12時15分、ついに先ほどの写真で見えていた下っていく先、左俣林道に到着です。
ここからはもう安心。林道を歩いていくだけです。
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15分(標準20分)で、わさび平小屋・標高1400mへ。こちらで5分休憩して、再び林道を下っていきますが、ここにきて、雨が降ってきました。結構な本降りです。
傘をさして歩いていきますが、この本降りが、これまでの登山道で降らなくてよかった〜。雨が降ると滑りやすいですしね。いいタイミングで下山してくることが出来ました。

わさび平小屋から55分(標準65分)、13時30分に標高1120m・新穂高ロープウェイ駅に到着です。
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凄い雨ですが、無事おりてくることが、ホント安心。ありがとうございました。


到着後、まずは当初行く予定だった山小屋へのキャンセル電話。
そして、山旅の予定が2日も短くなったので、このまま家に帰るのも、まだ休みが残っているし…。せっかく奥飛騨に来たなら、奥飛騨温泉に泊まって、温泉に、おいしい食事を食べたいなあ〜ということで、、急遽、じゃらんで宿を検索して、3件出てきた中から、評判のよさげな1軒をチョイス。奥飛騨温泉郷・平湯温泉のとある宿に宿泊することにしました。

バスまで時間があったので、ロープウェイ駅で足湯につかりながら、今回の山旅を振り返る。。。
まあ、5日の予定が3日に短くなったけど、1・2日目と絶景を楽しめたし、3日目も悪天候の中も、歩いているうちは悪天候も収まってくれていたし、ライチョウも見られたし、悪くなかったな〜。こうして、無事に下りて来られたし、今回もありがとうございました。
雲ノ平にはまたリベンジに来る楽しみが出来たと考えることにしよう。


ということで、今回で山旅日記は終了。長い間お付き合いいただき、ありがとうございました。

ただ、急遽の下山で、温泉宿泊し、翌日には観光も楽しんで帰ってきました。その観光の模様を、番外編として、次回、お届けしようと思いますので、そちらもお楽しみに!

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