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zoom RSS 夏山日帰り登山・みちのく早池峰山

<<   作成日時 : 2012/08/05 23:53   >>

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なんだかブログ友達のtatsuさんの北アルプス、大学時代の知り合いの白山、そして日曜ドラマ・サマーレスキューを見ていたら、無性に夏山に行きたくなってしまった・・・。

とは言え、連休はとれないし、日帰りで手軽に行けるような低い山(低いといっても、1500M級だが・・・)は暑くてたまらん。なにより夏山は夏山だが、やはり前述の皆さまが行かれた山とはかなり雰囲気も違う。
森林限界とか高山植物とか、なんだかそういう世界がどうしても見たい!

公共交通機関で日帰りで行ける山で、そんな世界観があって・・・、と栃木・群馬の奥や、新潟、長野等を探していたら、思わぬ所が日帰り可能なことに気づいた。

岩手県にある早池峰山・標高1917m。
はやちね・・・、なんだかこの響きに以前から気になる山でした。
麓はイーハトープと民話の里・遠野、神楽の里・花巻大迫、そして宮古。なんだか神々しさを感じるじゃありませんか!オマケに日本百名山であるだけでなく、花の百名山ということで、花が美しい山。

これは行くしかないだろう!ということで、本日、弾丸列車(新幹線)で日帰りの山旅を楽しんできました。

つくばエクスプレスから常磐線に乗り継ぎ、上野駅へ。上野駅からは6時10分、始発のやまびこ号で新花巻へと向かいます。遠出のため始発という早い出発になったものの、目的地までたっぷり時間があるので、新幹線ではぐっすり寝てました・・・。
9時過ぎに新花巻駅に到着。東京は曇りがちだったが、降り立った新花巻は晴れで、日差しが暑い。でも、コンクリートジャングルの東京ほど照り返しもなく、じめじめしていないのが、幸い。今日はいい山日和になりそうだ。


9時35分、新花巻駅から岩手県交通バスの早池峰登山バスで登山口へ。
なかなか登山口への足が悪いのが難点で、行ける山が限られるのだが、このバスのお陰で日帰り出来るわけでありがたい存在。実はこのバス、花の開花時期の土休日(登山口交通規制時)限定の運行で、今年は6月10日から8月5日、つまり今日までの運行。なんですが、お客さんは花巻駅からの三人と新花巻駅からの四人だけ・・・。来年はどうなることやら。
バスは約25分で麓の大迫へ。なかなか昭和の良き佇まいが残る町で、そんな中にまたまた昭和の香りがするバスの営業所。時間とバスの便さえあれば、ちょっと散策してみたい衝動にかられてしまいましたよ。


大迫から更に20分ほど、早池峰ダムの側を通り、岳という集落へ。ここからは対面通行が難しい狭い道(だから登山ピーク時は、交通規制をして、シャトルバスしか入れないというのに納得)を30分ほど進み、10時40分過ぎに、早池峰山の登山口のひとつ、河原の坊・標高1040mに到着です。


こちらはトイレと水場があるほか、登山ピーク期ということもあり、ボランティアの方が登山時のマナー喚起が掛かれた栞(地図もついてて便利。下山後に聞いたら、50円ほど作るのにはかかるそうだ。)を無料でくれた。また、登山口以外は、携帯トイレ携行をお願いしているとのことで、その販売もしている。登山道にも常にしっかりロープが張ってあり、植生保護に努めている。かなり環境保全に熱心な山である。

しかし、そこから見えるはずの早池峰山の頂きは雲の中。まあ、雲の中なら中で暑くないか・・・。まあ、ボランティアの方曰く、雨の降りそうな雲じゃないとのこと。久々にいい天気で、雲も一時的じゃないかなと言うことで、ちょっと安心。

そんな登山口をボランティアの方に見送られ、10時50分に出発。
森林の中、沢沿いの道を登っていく。沢に時折吹く風が涼しさを運ぶ。何度か沢を渡るが、それほど水量はなく、気持ちよく渡って行ける。沢に差し込む日に輝く水しぶき・・・。夏だねぇ。
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徐々に高度を上げていくと、徐々に水が細くなってくる。登山口から30分ほど、水場を過ぎると、大きな石がごろごろ転がる沢に出てくれば、ここからが早池峰山の本領発揮。
樹林帯を抜け、頂きからも雲がなくなり、容赦なく注ぐ太陽の中、水が次第に枯れていく沢から、岩のごろごろしたかなり急な登山道をひたすら登ることになる。頂き、そして進むべき道が見えるが、ホント直登だ。
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はしごや鎖場はない(厳密には一ヶ所あるが巻き道もあり)だけに、ホント足と、時には岩を手でつかみながら(とは言え、ロッククライミングではない)、登る。
浮き石もあったり、落石を起こさない注意もいるし、至仏山でもお馴染みの蛇紋岩というちょっと滑りやすい岩も多い、かなりハードな道だ。
でも、目指す頂き。
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広がる山並み。
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展望は最高だ!
時に頂きに雲がかかる光景。ちょっと山頂につく頃はガスの中!と不安になるが、雲が流れる姿もまた夏山らしくて、またいい!
そして高山植物が可憐に咲いていて、美しい!

どうしても休み休み登らざるを得ないが、そんな光景に疲れも癒され、ひたすら頑張る。

登山口から75分、御座走りを通過。ここからが最後の岩場の急登。
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この急登がかなりきつい。もう相当登ってきての、さらなる急登。見上げれば、登っていく岩場に青空が迫ってくる。
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ただし、見渡せば、岩に松に高山植物。
まさに北アルプスに勝るとも劣らない素晴らしい光景が待っている。
さすがは北の山だ。標高2000mにもいかない山でも、中日本の2800m級の山みたいだ。
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休み休み、景色を楽しみながら登る。20分で打石。さらに20分で千丈ヶ岩。
もうバテバテで、汗で肌から潮が吹いている…。

そして、さらに20分、登山口から135分(標準180分)、ついに早池峰山の頂き・標高1917mに到着です!
結構広い山頂ででゆっくり、景色を、そして日差しはあっても、涼しい空気をたっぷり感じます。
いや〜高い山の夏だ〜、と同時に蝶にまじって、トンボも飛んでいる。山はもう秋も来始めているんだなあ。
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下っていく小田越方面!
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そして、北側は宮古方面!結構山深い…。
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ほんとのんびり、夏山を満喫した山頂。
バスで一緒だった皆さんも続々と登ってきます。鴻巣からきた二人組のおじさまからはキュウリやトマト等をいただいたりして、ありがたくいただきました。ありがとうございました。

そして、下りは、そのおじさまともう御一方バスでご一緒だった単独行の男性の方々と下ることにしました。
14時半、山頂を出発。

小田越コースの山頂付近は、ちょっとした木道も…。湿原というわけではありませんが、こちらもお花がきれいです。写真には撮れませんでしたが、野うさぎを目撃しました。
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そんな下りの道から山頂を振り返ると、河原の坊コースとは表情は違うけど、やっぱり岩の山だ。
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20分弱で、八合目を過ぎると、河原の坊コースほどの急さはないが、岩場の下りへ。
尾根のため、ちょっと風が強い。風自体は気持ちいいのだが、一ヶ所ですが、梯子で下る箇所も…。やっぱり梯子は嫌いだ。
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ちょっと急な個所もあるが、小田越コースはずっとではないので、助かります。なだらかになった道の向こうには、早池峰山と向かい合うようにそびえる薬師岳。
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山頂から40分ほどで5合目・お金蔵へ。振り返ると、早池峰の頂きが見えるが、こちらから見るときついというより、美しい山である。
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この辺までくれば、岩場というより、石がゴロゴロした登山道へと変わってきた感じだ。
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そんな石ゴロゴロの登山道を30分ほど下ると、もう少しで樹林帯。
樹林帯に入る前に、展望が良くて、風が気持ちよく吹き抜ける登山道のちょっと広くなっているところで休憩。
(早く下りても、バスまで時間はあるし・・・)
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いい風に、いい景色だ。日差しがあるが、全く暑くない。ただただ気持ちいい。

25分ほど休憩し、16時5分再出発。5分ほどで樹林帯に入り、20分ほど歩けば、無事、標高1240m・小田越登山口へ到着し、本日の登山は終了。

一時的に雲がかかったりはしたけど、基本は晴れの素晴らしい夏山山行になった。小田越からもしっかり早池峰山…。
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登山口のボランティアのおじさんがバス待ちの間、ずっとおしゃべりに付き合っていただいたのだが、朝から夕方までずっと晴れた山頂がほぼ見えることは珍しいこと、今日がここ数日で一番暑かったとおっしゃっていたので、相当今日は運が良かったようです。ホントいい山歩きでした。

最後は、17時12分の最終バスかつ唯一の花巻行きのバスで、新花巻駅へ戻り、盛岡へ。
盛岡で少なめの冷麺を食べ、さらに前沢牛の小さめの駅弁を買って、帰途へ。

なかなかの遠出でしたが、遠出しただけの甲斐があったみちのく登山でした。

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