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zoom RSS 北アルプス前銀座縦走4日目(8/31)・蝶ヶ岳〜大滝山〜中村新道〜徳本峠

<<   作成日時 : 2011/09/06 22:52   >>

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昨日の常念小屋から常念岳、蝶ヶ岳への天気位に恵まれた山歩き。
(3日目後編・常念岳〜蝶ヶ岳はこちらから>>> http://koshino.at.webry.info/201109/article_7.html )

8月31日(水)、一変して、雨が叩きつける音で目が覚める。朝4時。
天気予報では曇りだったが、持たなかったか…。

と思っていたら、雨はやみ、少しですが雲が取れてきました。
よし、槍も見えてきた。
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5時半朝食。さあ、出発しますかと思ったら、完全にガス。さっきは見えていた、槍穂が完全にガスの中…。
まあ、雨が止んだだけでも良しとしなきゃいけません。

今日のルートは、いわゆるパノラマ銀座と呼ばれるコースでは、蝶から長塀尾根を徳澤へ下る方が多いようですが、今回はさらに先の中村新道を進み、尾根伝いに徳本峠まで向かいます。
ただでさえ、宿泊者が少なめだった蝶ヶ岳。大半の方は長塀から徳澤、もしくは安曇野・三股へ下るようで、中村新道を進む人は、テン泊で私のちょっと前に出発した方1名と私のみ。すれ違った人もなく、いくら夏の終わりと言え、北アルプスとは思えない、ホントに静かな山歩きとなりました。


6時15分、蝶ヶ岳を出発し、まずは下り。明け方に降った雨のおかげで、露払いの歩きになります。蝶ヶ岳からの下りは、お花畑。もう花のシーズンは終わってしまい、花は少ないのですが、ガスのお花畑はなかなか幻想的です。
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そんなお花畑の道を20分ほど下ると、今度は登り返し。樹林帯の道を25分ほど登っていくと、突如として湖沼が現れます。常念山脈は二重山稜と呼ばれる稜線が並行して2本走る変わった稜線を持ちます。大滝山はその典型らしく、稜線の間の窪みに水が溜まり、湖沼が形成されているとのことで、登山道には小さいですが多くの湖沼があります。ガスの湖沼もまた幻想的です。
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燕岳とも、常念とも、蝶とも違う、新たな一面を見せてくれた大滝山。なかなかいい山です。

15分ほど、そんなお花畑や湖沼地帯を歩くと、再びハイマツ帯。あっ!ここも北アルプスだったと思い出させてくれます。
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風の流れる音と鳥のさえずりしか聞こえない静かな山道。まさに非日常。ガスだけど、悪くないです。
そんなハイマツの道を登ること15分。7時半に大滝山南峰・標高2616mに到着です。
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ガスで何も見えず、ひっそりとした山頂。5分ほど休憩し、少し進むと、夏の1か月しか営業しない大滝山荘へ。
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今年の夏も営業を終え、すでにひっそり…。山荘のすぐ近くには湖沼もありますが、ホント静かです。

そこから緩やかなアップダウンの道を数分ほどス進むと、三角点さけがひっそりとあるだけの大滝山南峰2614m。

南峰を過ぎると、そこからは下り。お花畑の急斜面を這うように通してある路肩の狭い下りを歩いていきます。写真を撮ってみたら、確かに登山道がどこだかわからないくらい、狭い。
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いや〜、ガスで見えないとはいえ、高度感あるし…。草木の露はすごいし…(><)。15分くらい下れば、樹林帯の中へ。足元は雨でぐちゃぐちゃではありますが、整備自体はしっかりされた道です。
若干のアップダウンはありますが、基本は緩やかなくだりの気持ちの良い樹林歩きへと一気に趣が変わります。ちょっと自分が歩いている様子をタイマーで撮ってきました。
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ガスってるけど、なんか雰囲気あるでしょ。そして、この樹林帯、雰囲気はもちろん、苔がいいんですよね。
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緑がまぶしく、昨日までの尾根道とは全く違う北アルプス・常念山脈の姿・魅力があるコースです。
南峰から1時間ほどで、苔の世界から、クマ笹の世界へ。そこから少し登り返しがあり、10分ほど登っていきます。すると突如、丸太で組まれた櫓が目の前に!
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10時、大滝槍見台・標高2464mに到着です。名前の通り、この櫓から槍や穂高の展望がすばらしい!
はずなんですが、今日はガスの中・・・。何も見えません。
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天気が良くて、高所恐怖症はなきゃ、櫓の上で、ゆっくりするんだけどなあ…。

大滝槍見台で15分ほど休憩し、出発。再び笹に囲まれた道を20分ほど下っていくと、今度はシダの森へ。そして再び笹の森へと、歩いていくと森も少しですが表情を変えているのがよくわかります。

11時頃、再び登り返しが…。その登り返しの途中。樹林帯が少し開けたところがあります。
11時10分、明神見晴らしに到着です。こちらも、名前の通り、正面に明神岳、穂高が展望できるはずなんですが、やっぱりガスの中…。とりあえず、飯にもでするかと、今日もジェットボイルくんでお湯を沸かします。
今日のメニューはマジックライスに、ドライフーズのチゲスープの素を入れたチゲ雑炊とカフェオーレ。
お湯を入れて、出来上がりを待っていると、一瞬ですが、ガスがちょっと晴れてきて…。
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おっ!完全ではないけど、明神岳が見えた!その後はガスは晴れずでしたが、一瞬でも見えたことはホントありがたいことです。ありがとう、明神!これも山の醍醐味です。

12時5分、山歩き再開。明神見晴らしから最終の登り。約20分、2246m地点を通過すると、あとは下り。樹林帯の中をゆっくりと下っていきます。
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なんか、奥多摩の山でも歩いているような気分ですが、ここも北アルプス。北アルプスといっても、いろんな表情があるもんです。


そして、13時5分。徳本峠・2135mに到着です。
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徳本峠には上高地から日帰りで来たハイカーが何名かいました。蝶以来の登山者です。彼らは明神へと下っていきましたが、確かに不安定な天気を考えると、明神まで1時間半。下ってしまった方がいいかもしれません。

でも、予約の電話を入れた時に感じが良かったのと、少しでも長く山の上、静かな山の中にいたい気がしたのと、なによりこじんまりして味がある山小屋に惹かれて、予定通り、徳本峠小屋に宿泊することにしました。明日は雨でも、下るだけですし…。

チェックインして、小屋からすぐの展望台へ。明神や穂高が展望できる徳本峠。
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やっぱり、ガスで明神岳は中腹しか見えませんでしたが、静かな山でぼ〜っとしてるのもいいもんです。
と思ったら、14時半ごろから、ポツポツと小雨が降ってきました・・・。
仕方なく、小屋の部屋で、今回の行程を振り返りながら、まったり。ホントいい山歩きだったなあと。



今日の徳本峠小屋での宿泊客は私一人。あと、登山道補修に来ている方々が3名と、小屋の方が1名。
皆さんと夕飯をご一緒しする形に。夕飯も、これまでの小屋で一番豪華。まるで街の定食屋のような、温かい手作り感のある食事でした。
その後、ランプの灯りのもと、消灯時間まで、お酒を片手に、登山道補修の話、山小屋の話、国立公園の話、自然という言葉や本来あるべき考え方の話など、いろんな話を聞かせてもらいました。小さい山小屋だからこそ、小屋の方、他の方々との距離が近い。それが、この小屋の魅力であり、ホント泊まってよかったなあと思いました。

登山道の補修をされてる方は冬は白馬などでスキーの先生をやっている方々。山小屋の方は、小屋の主人が荷揚げ準備で下に下りていて、若いアルバイトの方。皆さん、山を愛する気持ちがホントに強くて、勉強になりました。ボクも改めて、いや益々山が好きになりました。素敵な夜をありがとうございました。

(5日目・徳本峠〜上高地のレポはこちらから>>> http://koshino.at.webry.info/201109/article_9.html )

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