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zoom RSS 夏山日帰り登山・富士山(須走ルート往復)

<<   作成日時 : 2011/07/10 23:59   >>

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昨日(7/9・土曜日)に富士山に日帰りで行ってきました。
天気予報を見て、丹沢あたりかなあと思っていたんですが、曇り時々晴れ。
どうせ丹沢行くなら、天気のいい展望がきくときがいいし、ホントは山の上に泊まりたい…。

と思って本をめくっていたら、富士山の文字が…。
標準コースタイムとしては、なんとか日帰りは可能みたい。
よく人に聞かれるけど、行ったことないんだよなあ。
富士山は天気よすぎると、遮るものがなくて暑いみたいだけど、曇りがちはいいかもしんないなあ。
来週あたりからが混みだすんで、まだ今週ならそれほどでもなさそうだし…。
よし行ってみるか、富士山!!!


朝の5時半に家を出て、東京駅から東海道新幹線。
小田原で小田急線に乗り換えて、新松田に着いたのが7時15分。
新松田駅で、1番バス乗り場の西丹沢行きのバスを横目に、2番乗り場の須走口新五合目行きの富士急バスに乗車しました。
どちらも7時20分発ですが、小田急の7:19着の下り急行の接続待ちをして、7時26分、乗客20名弱で出発。
ふじあざみラインに入ると、風は涼しく、緑が気持ち良い道になり、高度もぐんぐん上がっていきます。
須走口新五合目の3キロほど手前でガードマンがいて、何かなと思ったら、そこから先は下りの車線に車が数珠つなぎ・・・。登山口にある駐車場200台が満車で、そこからところどころすれ違えるようにあけながら、下り車線に駐車させていました。さすが、富士山、人気ありますねえ。
そんなマイカーをよそに、バスは快適に進み、定刻より15分早い、8時35分に須走登山口・標高1,980mに到着しました。


さすが高度2000m。長そででちょうどいいくらいです。
ちょうど夜間登山をして下りてきた富士の自衛隊の方々がたくさん休んでいました。
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そんな光景を横目に、トイレに行って、準備運動をしてと、多少高度に慣らせててと…。
まあ、ゆっくり歩いて行こうと、8時50分、頂上まで約8キロ、標高差1700mの行程をスタートです。

須走口は御殿場口に次いで標高差がありますが、その魅力の一つが登山コースの変化。須走口だけは、登り初めは緑の樹林帯の中を登っていきます。やっぱり、緑の中を歩くのは気持ちいいですからね。
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気持ち良い樹林帯を歩いていくこと約15分ほどで、道にも変化が…。樹林帯の合間に溶岩流の跡か、火山ならではの荒涼な光景が見られたり、登山道自体の地面も火山帯特有の黒い石、植生も徐々に変わってきます。
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変化が出始めつつも、まだまだ樹林帯中心の登山道をさらに歩くこと15分。樹林帯から少し抜けるところで、これから登っていく頂が目の前に、ど〜んと…。これ登っていくのかあ…とわくわくしながら、小休止。
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だいぶ高さが低くなってきた樹林帯の中を再び歩いていくこと15分、五合目からは約45分(標準60分)の9時35分に標高2450m・六合目の長田山荘に到着です。この後も節目となる所にはこうして小屋があるんですが、どこの小屋も休憩する人でにぎわっていました。ボクも5分ほど、休憩を取り、9時40分に出発。

まだまだ、樹林帯が続いていますが、明らかにその濃さというかが減ってきました。
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そして、そろそろ樹林帯が終わりに差し掛かるころ、六合目から20分(標準30分)の10時、標高2,700m・本六合目の瀬戸館に到着です。

こちらもで5分休憩し、10時5分に出発。ここからは樹林帯を抜け、溶岩の岩場に張り付くように生えている緑があるエリアへと変わっていきます。登山道も溶岩の石の路へと完全に変化。見通しも良くて、次の小屋も、頂上も望むことができます。
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ここまでもひたすら登りでしたが、ここからは登っていく道が見えていて、折れてながらどんどん登っていくのが見えますし、先の小屋も見えます。おっ、あそこかと、少し元気に。何度も何度も道は折れながら、登っていくこと約40分(標準60分)の10時45分に標高3090m・七合目の太陽館に到着です。
しかし、7合目付近はどうも雲行きが怪しい…。晴れ間は切れ、雲の中に…。
少し吹く風は冷たく、登りで暖まった体には幸いちょうどいいくらいでしたが、強風になったり、半そでだったら、間違いなく寒い。

5分休憩後、出発。7合目を過ぎると完全に緑はほとんど消え、岩と砂の黒い世界を登っていきます。
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さっきは頂上や先の小屋が見えて、元気になってましたけど、ずっと見えてるだけに、登っても登ってもなかなか着かない、近づかない状況に、正直しんどくなってきた感じ…。。まだかな、まだかなといった気持ちが強くなりがち…。こんなに歩いたのにまだあそこか…と。登る先が見えると元気がもらえる反面、富士山ほどの山だと登りが長すぎて、精神的には逆にきついかもしれませんね。



7合目から約20分(標準30分)の11時10分に標高3200m・本七合目の見晴館に到着です。
するとパラパラと小雨が…。やっぱり山の天気は変わりやすい。
高度も上がり、気温も下がってきたこともあり、雨具の上だけ着て、足元にはスパッツを装着。(ズボンは撥水の膝下パンツだっだので、スパッツで十分でした)
11時20分に登山再開。

雲のおかげで、先が見えなくなりましたが、ひたすら続く、先の見えない登り。
と思ったら、また晴れてきた…。雲が山の裾にそって、登っていく…。うん、いい光景だ。
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本7合目から20分(標準30分)の11時40分、標高3270m・8合目の下江戸屋に到着。5分休憩で出発。
さすがにこの辺だと、高度も高く、すぐに息が上がるし、少し休んだだけではなかなか息が整わない…。
ちょっと寝不足のせいか、それとも高山病か、少しだけ頭が重いが、痛くも吐き気もないし、とりあえ気を付けつつ、先へと進む。

8合目から15分(標準20分)の12時、標高3400m・本8合目に到着。
ここには3つほど山小屋があり、山梨県側の吉田口からのコースも合流。
5分ほど休憩して出発。歩いてる人の数も増えますが、渋滞するというほどでもなく、結構追い抜きも可能で、自分のペースで歩くことが出来ましたが、もう少し人が多くなると、正直渋滞することもありそうですね。
でも、また雲が出てきた、頂上がうっすらとしか見えなくなってきた…。
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約15分で標高3450m・8合5勺の御来光館を通過。小休止ですぐに出発し、頂上を目指します。
登っていくと、岩場の少し細い登りで、ゴロゴロ…。約2m先で、20pほどの石が落ちてきました…。
「ラク〜!」。声を出して、周りの人に知らせましたが、歩いている人や道脇で連れを待っていたり、休んでいる人もいて、落ちてきた石は、休んでいた男性がよけきれずに、ふくらはぎに直撃…。
そしたら、上から「大丈夫ですか〜?」と若い男性の声。どうやらこの男性が落石の原因らしい…。
その男性の前にいた人が「大丈夫ですかっていうくらいなら降りて来い!」と怒鳴ります。
下りてきた男性は、なぜかギターケースを背負い、スニーカーという恰好。
目の前には、落石の直撃を受け、どうやら捻挫した男性。若い男性は完全に浮き足立ってます。
これが頭に当たったら、自分が落石させたら…。自分自身も正直怖かったです…。
ただ、周りにいた山に慣れたベテランの方がテーピングなどを出して、手当しだして、「ラク〜って叫んでくれて、これですんだ、ありがとう。あまり人がいてもしょうがないし大丈夫だよ」と言っていただきました。
そのお言葉に甘え、注意しながら、再び登山再開です。


再び、雲が取れ、晴れ間が見えてきます。歩いてきた道を振り返ると、よ〜く登ってきたなあ。もう雲の上だぜ!
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8合5勺から約20分で標高3600m・9合目を通過。5分休憩後出発し、さああと少し。頂上の小屋がはっきりと見えてきます。もうひと頑張り、ダブルストックで最後の力を振り絞り登ること約20分。本8合目から60分(標準80分)、13時5分に、標高3715m・頂上にある富士山山頂浅間大社奥宮に到着しました。
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お参りをして、約20分ほど軽い昼食&休憩。体調も変わらず問題なし。13時半に富士山山頂のお鉢めぐりへ。
奥宮から火口壁の向かい側、富士山最高地点の剣が峰を目指します。
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火口の大きさと荒々しさに目を奪われながらも、一方で、麓の方向を望めば、広がる雲…。いや〜さすが日本一高いところ、雲上の世界です。
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25分ほど歩くと、御殿場口・富士宮口からの頂上付近。そこには、雪解けでできたと思われる小さな池。そこに映り込む剣ヶ峰。さあ、最高峰までもう少し。
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そして、そこから5分強で、剣ヶ峰・標高3776m、日本最高峰に到達です。
いや〜、きつかった…。ほんと登り一辺倒。足にきます・・・。でも、やっぱ気持ちいいなあ。
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20分ほど堪能した後、お鉢めぐりを再開。剣ヶ峰直下では雪が残っています。
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荒々しい火口、そして雲の広がる下界を眺めながら、剣ヶ峰から25分ほどで奥宮へ戻り、5分休憩し、名残惜しみつつ、14時55分、須走口の下山道から下山開始です。

行きとは違う道。頂上へ物資を運ぶブルドーザー道を降りていきます。小石と砂が中心の道で、快適(ただし、浮石に注意)。何度も折れながら、どんどん高度を下げていきます。
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下山口からわずか20分(標準30分)、登りのわずか3分の1の時間、標高3400m・本八合目へ。
頂上から見えた雲の中へと突入してきます。
さらに5分(標準10分)、15時20分、標高3270m・8合目に到着。
ここまでは吉田コースの下山道と同じですが、ここから吉田コースとは別れて、須走コース単独の下山道になります。5分休憩して出発。

8合目から、25分(標準30分)の15時50分で標高3090m・七合目に到着。5分休憩して、出発すると、須走コースの下山道の名物・砂走りに突入です。
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ホントにこれはすごいです。足を運ぶと、体重で脚がずずっと1〜2m、自然と下へ運ばれていく…。それの繰り返しなんで、歩いているというより、砂の上を滑っている感じです。
よくある山の下山時の岩とかの段差で膝に来るようなことはまずないですね。ただ、結構傾斜は急で、またそれが長いこと続くので、結構足首には負担がかかるかも、ブレーキをかけすぎずに、グングン降りる方が楽かもしれません。

グングン降りてるうちに雲を抜けて、視界が広がってきました。
まだ2000メートル以上のところ。まだまだ高いとこにいるなあと実感できます。
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そして樹林帯の標高までおりてきますが、下山道は、火砕流の後なのか、まだまだ砂走りが続いていきます。
そんな砂走りを45分(標準50分)、16時40分に下りきると、砂払い5合目・2230mに到着です。
本当は吉野屋という小屋があるはずですが、建物跡のみ・・・。

砂走りで乾いたのどを潤し、5分休憩ののち、出発。
ここからは樹林帯の中を5合目へと下っていきます。
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登山道と合流し、登山道と並行しながら森の中を下るようになれば、もう少し。ご来光を目指して、夜間登山する方々とすれ違います。これは富士山がほかの山とは違うとこですよね。こんな時間に登り始めるなんて、普通はありえませんからね。

砂払い5合目から30分(標準40分)の17時15分、標高1980mの須走5合目に到着!富士登山を無事完了です。
5合目では東富士山荘さんが、きのこ茶で「お疲れ様でした〜。休憩して行ってください」とお出迎えしてくれます。

きのこ茶だけいただいて帰ってもよしですが、バスまで時間があったのと、お昼が軽めだったので、東富士山荘さんの名物・きのこ料理をいただくことに。きのこうどんをいただきましたが、ホントにきのこがたっぷり。予想外のボリュームです、びっくり。おいしくいだだきました。あと、ソフトクリームもいただきましたが、こちらもおいしかったです。

そして、富士山ともお別れ。18時10分の富士急バスで御殿場駅へ。
バスの中で爆睡しているうちに、御殿場駅に到着。
こちらのバスも登山バスなので、19時5分到着予定が、18時57分と早着、
おかげで19時1分の電車に間に合い、松田で小田急線に乗り換えて、22時に家に帰って来れました。


富士山、さすがに人気の山ですね。
老若男女、子連れの家族もいましたし、単独のおじいさんもいましたし、山ガール、山ボーイも多数。外国人の方多く見かけました。
人が多いので、写真撮ってくださいというのも多かったですし、逆に頼みやすい点は良かったかな。
ただ、装備もまちまち。普通の運動靴の方も多数いらっしゃいました。確かに登山道は比較的整備されており、何とかなるかとは思います。ただ、くだりが結構傾斜があるので、足首を痛める可能性もあるので、気を付けてください。
また、落石事故にも遭遇しましたが、山慣れしていない方ほど危ないです。落とさないように注意して歩く。落石させたら、落石を見かけたら「ラク〜」と叫んで知らせる。落石の危険がある所では休まない。そうした注意も必要です。
あと、やはり山慣れしてない方が多いのか、「こんにちは〜」とあいさつしても、答えてくれない方が多いですね。まあ、しんどいから答えられないのかもしれませんが、それもちょっとさびしい感じも…。
でも、登った時の達成感は、みんな納得。山頂でのたくさんの笑顔はやっぱりいいですね。

一方、富士山、さすがに日本一高い山、つらかった…・。一度登れば、いいやという感じです。
なんせ登り一辺倒。ダブルストックがなんとありがたかったことか…。
樹林帯を抜けると、石と砂の世界で単調ですし、遮るものがないだけに、頂上が見え、登っても登っても近づかないのは結構つらいかも。今日は曇りがちでしたが、晴れてたらホント暑くて、体力消耗も必至。飲み物は小屋でも500円ほどで売っていますが、多めに持って、しっかりとれるようにしてくださいね。
下りの砂走りはおもしろいけど、標高1000mを1時間で下るだけに、半分を過ぎてくると、結構つらいです。こちらもダブルストックが結構役に立ちました。また、砂走りでは、砂を結構巻き上げることになります。靴の中に間違いなく入るので、スパッツは必須です。


これから、富士山も最盛期。これから登られる方、安全には気を付けて、頑張って登ってくださいね!

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こしくん 富士山お疲れ様でした^^

さすが日本一なだけあってすっかり雲の上ですね!大展望でさぞ気持ち良かったのでは?

富士山に登るのは家族が出来てからと決めているせいか、山登りが趣味なクセに富士山の事な〜んにも知らないので新鮮です。一応樹林帯とかあるんだ〜ってそんなレベル・・・ずっと砂地みたいな場所なのかと思ってました(笑)

毎年ワイドショーとかで富士山にこんな格好で来ている人がいる・・・なんて批判されているのにいつになっても変わらないんですね〜、ギターって(笑)

しかし標高差1700mを日帰りしてしまうなんてこしくん体力ありますね!!
tatsu_m1113
2011/07/13 01:32
tatsu_m1113さん、谷川岳お疲れ様でした。

富士山でもルートによって印象はまるっきり違うようで…。一応下調べして、樹林帯が唯一あるという須走口を選択したので、他のルートだと砂地と岩だけかもしれません。

しかし、いろんな人がいるもんで…。ジーパン・Tシャツもいましたし…。まあ、さすがにヒールの人はいませんでしたけどね。

でも、一番驚いたのは、標高差1700mのトレイルランナーが結構たくさん。こちらはひーひー言ってるのに、呼吸も乱れずあっという間ですから…。
こしくん
URL
2011/07/13 22:39

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夏山日帰り登山・富士山(須走ルート往復) ソラ-ボクたちの絆-/BIGLOBEウェブリブログ
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